覆う
2023–2024
《恐竜の置物》, 2023–2024エフェクト顔料、アクリル絵の具、恐竜フィギュア、寸法可変(80–200体)
《無題(熊)》, 2023アクリル絵の具、木彫熊、H24 × W40 × D26 cm
《恐竜の置物》, 2023–2024エフェクト顔料、アクリル絵の具、恐竜フィギュア
2023–2024
《恐竜の置物》, 2023–2024エフェクト顔料、アクリル絵の具、恐竜フィギュア、寸法可変(80–200体)
《無題(熊)》, 2023アクリル絵の具、木彫熊、H24 × W40 × D26 cm
《恐竜の置物》, 2023–2024エフェクト顔料、アクリル絵の具、恐竜フィギュア
北海道を旅した際、滞在中に撮影した写真データを帰宅後に失った。風景をカメラを通して経験していた私にとって、写真を失うことは、その風景を経験したという感覚まで失うことにも思えた。実際に目の前にあったはずの風景から、自分が遠く離れてしまったように感じた。
その距離を確かめるように、まず北海道を象徴する木彫りの熊を厚い絵具で覆った。その後、より本質的にこの問題を扱うため、対象を恐竜のフィギュアへと移した。誰も実際の姿を見たことがない恐竜は、想像によってつくられた像を私たちが共有している存在でもある。
既製の像を絵具で覆うことを繰り返しながら、経験したものと自分の中に残るイメージとの距離を辿っている。これらの立体作品も、私自身は「絵具を塗る」という行為から生まれた絵画として考えている。