2025
九州産業大学で学生と取り組む被爆体験継承のプロジェクトを契機に、継続して長崎を訪れる中で目にした、ランタンフェスティバルの大型ランタンをモチーフとしている。被爆者の証言や資料、遺構に触れた経験と、現在の長崎で見た鮮やかな祝祭の風景は、同じ長崎に結びつきながら、それぞれ異なる像として残っている。
麒麟の図像を反復して重ね、輪郭をずらし、歪みや複製を繰り返したような像の変化を生じさせる。背景色はあらかじめ定めず、制作の過程で現れる色や重なりから、自分の感覚に最も馴染む状態を選び取っている。異なる経験を一つにはまとめ切らず、自分が認識し、記憶している像として絵画にしている。
《ランタンのオブジェ(麒麟)》, 2025エフェクト顔料、アクリル絵の具、キャンバス、50 × 65.2 cm
九州産業大学で学生と取り組む被爆体験継承のプロジェクトを契機に、継続して長崎を訪れる中で目にした、ランタンフェスティバルの大型ランタンをモチーフとしている。被爆者の証言や資料、遺構に触れた経験と、現在の長崎で見た鮮やかな祝祭の風景は、同じ長崎に結びつきながら、それぞれ異なる像として残っている。
麒麟の図像を反復して重ね、輪郭をずらし、歪みや複製を繰り返したような像の変化を生じさせる。背景色はあらかじめ定めず、制作の過程で現れる色や重なりから、自分の感覚に最も馴染む状態を選び取っている。異なる経験を一つにはまとめ切らず、自分が認識し、記憶している像として絵画にしている。