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Portfolio note / 2026

Scene — 人と場所

《Scene》では、人々の姿や移動を、その場所を捉えるための手がかりとして描いている。2016年、別府では、かつて港から温泉地へ向かった人々の流れに、現在の別府で見かけた、あるいは出会った人々の姿を重ねた。現在の街に過去の時間を重ねながら、人の移動を通してその場所を捉えている。

2019年、大分市中心部で開催された「回遊劇場 SPIRAL」では、街を歩きながら作品を巡るという芸術祭の性格から、人々の動きが行列となり、やがて道のようにつながっていく姿を描いた。壁面に近い色と艶のある塗料を用いることで、光や見る位置によって人物像の現れ方が変化する。